シャム猫のタマ ウイルス性鼻気管炎で亡くなる
ペットの種類と名前:シャム猫 タマ
性別と年齢:メス 50歳
病名:猫ウイルス性鼻気管炎
私の自宅で大事に可愛いがっていた猫がいます。
我が家に猫が来たのはまだ小学生くらいの年齢の時でした。
まだ動物を今まで飼ったという経験もなかったので名前は猫だし、タマとつけました。猫の種類はシャム猫という種類になります。
タマの年齢は、50歳くらいでした。
タマは自宅で飼っていたのですが、とても元気いっぱいの猫であまり家に帰ってこなくて外に遊びにばかり行っていて、帰ってくるときはお腹が空いた時に餌を貰いにくる時か、外が台風とか大雨の時だけでした。
そんなタマが病気をしたのが、私が中学生くらいになった時になります。
いつもは元気いっぱいに走りまわり、たまに私の手を引っ掻いたりして喧嘩をしながら過ごしていたのですが、ある日からタマはなぜか元気がありませんでした。
最初は病気をしているとは知らずに、ただ走りまわり過ぎで疲れているのだろうという軽い気持ちでしかいませんでした。
タマは、餌も食べないで、目から涙がでたり、鼻水がでたり、目やにが増えたりしているという症状があったのです。
さすがにこれは、やばいなと思ったのでお母さんと近所にある動物病院にタマを診察に連れて行くことにしました。
動物病院に行き、先生にタマの身体を診察してもらうと、告げられた病名は猫ウイルス性鼻気管炎という病名を告げられました。
しかも、これだけではなくもう50歳という年齢で猫の中でも結構高齢な猫だったので、肺炎も併発していると言われました。
私はタマがただの風邪か、疲れているのだろうと軽く考えていました。
しかし、思ったよりも症状は重く、医師に高齢の猫であるし、体力的に考えても、タマもきついだろうと思うとまで言われました。
もとわと言えば私が飼いたいとお母さんに頼みこんで、知り合いの人から貰った猫になります。
そのため基本的には私がタマの餌をやったり、水をやったり遊んだりするなどの面倒は見ていました。
大丈夫だろうというまだ子どもな考えだったので、タマの身体の症状が悪化してから病院に連れて行った自分をとても後悔したし、なんてバカな事をしたんだろうと責めたりもしました。
病院から貰った治療をする薬としては、抗生物質を投与しました。
医師からは、猫ウイルス性鼻気管炎は、ウイルスを直接攻撃をして退治する薬はないので、その場しのぎで、猫のあらわれた症状に対する対処療法が、この病気の基本とは言われました。
私が調べたところによりますと、猫ウイルス鼻気管炎は、ウイルスに感染した猫のよだれや、鼻水から直接感染をします。
感染猫に触れた人間が、他の猫に感染するし、免疫力が落ちている時に病気にはかかりやすいようです。
タマは、薬を投与されても元気になることはありませんでした。
私が元気になってほしいという気持ちとか逆に、日に日にタマの体調は悪化していき、水も飲めない、ご飯も食べることができなくなりました。
そうしているうちに、1か月がたち、タマはとうとう亡くなったのです。
タマが病気になってからは、私自身も、ほとんど毎日泣いていました。
タマをもう少し早く病院に連れて行っておけば良かった、早く症状に気がついてあげられなかったという後悔の気持ちしかありません。
それからは、もうペットが亡くなるのは自分の家族が亡くなるのと同じくらい辛いです。
そのため、猫も犬も飼ってはいません。
タマが亡くなり後悔はあるけど、タマが家にきてくれて、遊んだり、楽しかった日はいつまでも忘れません。